こんにちはポンです。(@PonPontr)
今回はCFDについて調べてみました。
CFDに興味がある人でもとっつきにくい印象を持っている方は少なくないはず。。
そんなCFDとはどんな投資なのか。
メリットデメリットも含めて紹介いたします。
この記事でわかること
- CFDとはどんな投資なのかがわかる
- CFD投資におけるメリットデメリットがわかる
- CFDに適した運用を把握することができる
Contents
目次
CFD取引とは?
CFDとは“Contract For Difference”の頭文字をとったもので【差金決済取引】と呼ばれます。
簡単に言うと株価指数や金などの商品、個別銘柄をレバレッジをかけて売買を行う金融商品です。
CFDと聞くとあまり聞いた事がないと思いますが、
それと同じくレバレッジをかけて通貨の差金決済取引を行っているのがFXとなります。
夜間に取引を行う事ができ、本業の合間に取り組みやすく、兼業投資家の中でも人気の投資方法です。
他にもメリット、デメリットもあるので順番に紹介していきます。
CFDのメリット
メリット
レバレッジが効くので少ない資金で多くのリターンを期待できる
手数料が無料で取引することができる
売り注文から取引を開始できる
銘柄によっては24時間取引できる
投資対象が豊富にある
レバレッジが効くので少ない資金で多くのリターンを期待できる
持っている資金の巣倍の資金で取引を行えるので大きな利益を狙う事が出来ます。
投資対象の商品によっては5~20倍迄の最大レバレッジが決まっているのでそのレバレッジ内であれば効率的に運用することが出来ます。
例えばレバレッジ10倍の場合、10万円があれば100万の取引を行う事が可能です。
レバレッジを活用して少ない金額で出来るので初心者の人でもおすすめです。
最大レバレッジ | 必要証拠金率 | |
株価指数 | 10倍 | 取引金額の10% |
個別株 | 5倍 | 取引金額の20% |
商品 | 20倍 | 取引金額の5% |
手数料が無料で取引することができる
レバレッジをかけて取引を行いますが手数料がかかりません。
取引の際に発生するスプレッドのみが取引にかかるコストですが、スプレッドも狭いので低コストで運用することが出来ます。
売り注文から取引を開始できる
CFDでは信用取引と同じく、売り注文から入る事が出来ます。
株式投資の場合は信用口座を開く必要がありますが、CFD口座を開く事で買い、売りのポジションを持てるのは非常に大きいです。
CFDは値動きが激しい投資対象もあるので上下の値動きに対して利益獲得のチャンスが広がるので有利となります。
ほぼ24時間取引できる
CFDは祝日を含む月~金曜日のほぼ24時間取引することができます。
日本の株式市場であれば9時~15時なので日中働いている場合はリアルタイムで取引できません。
一方CFDなら夕方~深夜でも取引が可能なので時間に捕らわれることなく投資活動に専念することができます。
また株式関連では市場が閉まった後に決算発表などのイベントが発生するため、そういったイベントにも対応した取引ができます。
投資対象が豊富にある
CFDは投資対象が豊富にあることも魅力の一つです。
取引できる商品は業者によって異なりますが、
- 世界各国の株式指数
- 商品(金、原油、コーンなど)
- 個別株
といった幅広い銘柄を取り扱っており、全てにレバレッジをかけての取引が可能です。
時期によって銘柄の変更を行ったり、タイミングを分けて投資も行うことができるので投資の幅も広がっていきます。
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◆CFDのデメリット
デメリット
レバレッジをかけられる分リスクも高くなる
追証の可能性がある 元手以上の損失が発生する可能性がある
株式投資との損益通算ができない
CFD口座を専用に作る必要がある
レバレッジをかけられる分リスクも高くなる
レバレッジをは諸刃の剣でもあります。
少ない資金で大きな資金を動かせる分、リスクも高くなってしまいます。
初めて投資を行う人がCFDに挑戦することはおすすめできません。
CFDは資金管理を行い、リスクをかけてリターンを狙っていく中級者向きの投資となります。
追証の可能性がある 元手以上の損失が発生する可能性がある
FXと同じで追証の可能性があります。
CFDの評価額が必要証拠金を割れてしまうとその不足分を補うために入金が必要となります。
それができないとロスカットとなり強制決済となってしまうのです。
そして追証分の入金も重なるのでダブルの損失を抱えてしまいます。
そうならないためにも保証金維持率に注意し、損切やロスカットレートの設定を行い、資金管理を行っていくことは必須といえます。
株式投資との損益通算ができない
CFDを行っている人は大体株式投資をすでに行っている方も少なくないはずです。
株式投資の場合は複数の口座で発生した利益と損失を『損益通算』を行い、納税額を少なくすることができますが、CFDと株式投資では損益通算することはできません。
また特定口座で運用できないので確定申告も必要となります。
上記の知識を頭に入れておいた方が後々困りません。
CFD口座を専用に作る必要がある
CFD取引を行う場合、専用の口座を開設する必要があります。
同じ証券会社でCFDを扱っていてもCFD専用口座の開設を行ってもらうことになります。
一般の証券口座で取引することができないため注意が必要です。
◆どんな商品があるのか?
CFDの投資対象は株式指数から商品、個別株と種類が豊富なのが特徴です。
投資先が多すぎてまずは何に投資をすればいいかわからなくなってしまいます。
そこでCFDでも多く取引がされている売買が頻繁に行われている人気の銘柄を紹介していきます。
CFD初心者向きな銘柄をメインで紹介していきますので参考にしてみてください。
株価指数
おすすめ株式指数
- 日経225
- 米国S&P500
- イギリス100
日経225
日経225とは日本経済新聞社が発表している指標で、東証一部に上場している銘柄のうち代表的な225銘柄をもとに計算されてます。
選ばれた銘柄は日本株式市場の代表的な企業で、取引が多く、流動性が高いといった理由もあります。
一般的に日本経済を把握する指標として知られています。
情報も多く、2012年以降長期での上昇トレンドとして株価の上昇が続いております。
日経225を選ぶだけで日本の代表企業に投資できるので初心者向きの銘柄といえますね。
米国S&P500
S&P500はニューヨーク証券取引所、NASDAQに上場している銘柄から代表的な500銘柄から算出されるアメリカの代表的な株価指数です。
リーマンショックやコロナショックなどたびたび暴落が起こってもその都度株価は最高値を更新し続けている指数でもあります。
世界経済の中心であるアメリカの代表的な指標であるため、投資判断や取引数の多さなどから投資のハードルも低く、長期投資で大きなリターンを求める投資が向いてます。
イギリス100
イギリス100とはロンドン証券取引所に上場している企業のうち、時価総額の高い上位100社の株価を指数化したものです。
日本の日経平均株価のイギリス版という感じです。
イギリス100は日経225、S&Pと比べると必要資金も少なく配当利回りも高いのが特徴です。
売買益で大きく利益を狙うよりかは積み立て投資で配当金をもらっていく長期投資が向いてます。
売買スキルも必要なく誰でも投資しやすい部分で人気の銘柄です。
商品
おすすめ商品
- 原油
- 金
- 銀
原油
エネルギー資源の代表ともいえる原油。原油CFDはアメリカに上場している【WTI原油先物】に連動するように作られてます。
原油に投資となると商品先物への投資となり一般的に手を出しづらいのですが原油に連動するCFDであれば気軽に運用できるのがポイントです。
原油の特徴として、投資資金が低く、ボラティリティが高いことで知られています。
原油は世界経済に連動するため
コロナ禍で経済が止まってしまうと急落してしまうなど値動きが激しい傾向があります。
原油CFDであれば少額投資が可能なので個人投資家でも運用しやすい銘柄となります。
金
金は現物資産のため価値がなくなることはありません。
そして生産量も限られているため希少性も兼ね備えております。
世界経済の減速懸念や暴落時などに金は買いが増え、治まると売られるという性質を持ってます。
金の取引はドル建てが世界基準のため、ドルが弱いと金が強い。ドルが強いと金が弱いという逆相関が大きな特徴です。
その性質を利用してトレードを行う人が多く、人気銘柄の一つとなってます。
銀
金に似たような性質を持っています。
金よりも採掘量は多いため、流通量が多く、市場取引自体が小規模なのが特徴。
そのため銀の方がボラティリティが高く相場の乱高下が激しいです。
もう一つの特徴として
米ドルの動きに大きく影響するためドルのヘッジとしての役割も持ってます。
相場も読みやすく、価格は金よりも安い為
個人投資家が取引しやすい銘柄と言えます。
個別株
おすすめ個別株
- テスラ
- apple
- マイクロソフト
テスラ
テスラはアメリカの電気自動車メーカーでナスダック市場に上場している米国株です。
2020年12月にはS&P500に採用されるなど非常に勢いのある銘柄です。
強い値上がりが期待され、CFDの売買取引ランキングでも常に上位を維持する等人気が物語ってます。
長期で大きなリターンを狙うにはピッタリの銘柄です。
apple
appleは言わずと知れた米国を代表するIT企業です。
今や世界中の誰もがその名を知っているとても有名な銘柄です。
appleの時価総額は全世界で最も高い企業としても知られています。
ここ最近はコロナ禍による在宅ワークへの移行が進んだこともあり、iMac、MacBook、iPadへの需要も今まで以上に増えています。
確立されたブランド力で長期的な成長が望めるので長期向けで大きなリターンを期待できます。
マイクロソフト
Windowsでおなじみ。米国を代表するIT企業のMicrosoft。
時価総額は全世界でAppleに次ぐ2位と企業規模も桁違いです。
主力のソフトウェア開発、製造のほかにも利益率の高いクラウドサービスの「Azure(アジュール)」にも力を入れており
世界のIT企業として今後の成長に期待が持てます。
◆CFDを始めるにはどの証券会社がいいのか
そろそろ取引を行うために証券会社を調べてみたくなりますね。
そこで!
初心者向けに開設した方がいいCFDができる証券会社を3つピックアップしました。
詳細の説明を見て自分にあった会社で口座を開設してみてください。
基本的には無料で口座開設ができるため、複数口座保有し、用途別で運用することも可能です。
おすすめ1位:GMO証券
おすすめ度 | |
---|---|
コスト | |
使いやすさ | |
取扱銘柄 | 133銘柄 ・株価指数CFD:31銘柄 ・商品CFD:6銘柄 ・株式CFD:80銘柄 ・バラエティCFD:16銘柄 |
取引手数料 | 無料 |
取引期限 | 無し |
公式ホームページ |
ポイント
ポイント
- CFDの国内シェNO.1の実績
- 取引手数料無料!スプレッドも最安で余計なコストがかからない
- 取引ツールが充実しており、初心者でも簡単に活用できる
おすすめ1位は【GMOクリック証券】です。
CFDの国内シェア№1の実績
国内シェア№1なので安心の実績があります。
CFDを始めるのであればまずはGMO証券から開設するといいでしょう。
取引手数料無料!スプレッドも最安で余計なコストがかからない
コスト面では取引手数料は無料でスプレッドも国内最安の基準です。
初心者でも手数料に頭を悩ませることなく取引ができる環境はプラスポイントですね。
取引ツールが充実しており、初心者でも簡単に活用できる
簡単に操作できる取引ツールも充実してます。
視認性も高く、直感的に使用できるUIも魅力の一つです。
スマホアプリ 実際に使ってみるとわかりやすく、視認性も高い
引用先: GMO証券HP
はっちゅう君
引用先:GMO証券HP
IG証券
おすすめ度 | |
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コスト | |
使いやすさ | |
取扱銘柄 | 12,000銘柄以上 ・株式CFD:約12,000銘柄(日本株250銘柄以上、外国株約12,000銘柄) ・株価指数CFD:約40銘柄 ・商品CFD:約40銘柄 ・債券先物CFD:約10銘柄 |
取引手数料 | 一部有料 (株式・ETFが原資産の場合は手数料あり) |
取引期限 | 銘柄により異なる |
公式ホームページ |
ポイント
ポイント
- 圧倒的な銘柄数‼12,000銘柄以上の取り扱い
- 世界15カ国で金融事業サービスを展開するIGグループ
- 日本国内で数少ないノックアウト•ポジションの取引が人気
おすすめ2位は【IG証券】です。
圧倒的な銘柄数‼12,000銘柄以上の取り扱い
数ある証券会社の中でも取り扱い銘柄数はトップクラスです。
初心者から上級者の方まで幅広い層におすすめできます。
世界15カ国で金融事業サービスを展開するIGグループ
そしてIG証券は世界15か国、23万人以上の顧客を抱える世界でも人気のFX会社です。
多くのトレーダーが選ぶ証券会社として非常に安心感が持てますね。
日本国内で数少ないノックアウト•ポジションの取引が人気
IG証券の一番の魅力は国内でも取引が少ない【ノックアウト・オプション】の取り扱いがあることです。
ノックアウトオプションとはリスクが限定されたオプション取引のことで
CFDよりも高いレバレッジをかけられ、損失も必要証拠金のみという上級者向けの金融商品です。
非常に高い資金効率を持っているため世界中の投資家から人気があります。
楽天証券
おすすめ度 | |
---|---|
コスト | |
使いやすさ | |
取扱銘柄 | 10銘柄
<株価指数>7銘柄 |
取引手数料 | 無料 |
取引期限 | 無し |
公式ホームページ |
ポイント
ポイント
- 国内トップクラスの証券会社が運営しているので信頼度が高い
- トレードに役立つ情報が豊富に入手できる
- 取引ツールがMT4で高度なテクニカル分析、自動売買が可能
おすすめ3位は【楽天証券(FX)】
実は2013年まではCFDを取り扱ってましたが、今回はそれをリニューアルし、2021年1月から改めて楽天証券でCFD取引ができるようになりました。
国内トップクラスの証券会社が運営しているので信頼度が高い
日本を代表する楽天が運用しており、企業規模も安心して利用できる部分が魅力。
私も積み立てNISAは楽天証券で利用しており、楽天グループのサービス今や生活に欠かせないくらい関わりのある企業です。
そんな会社が運用元であれば大切な資金を安心して預けることができますね。
トレードに役立つ情報が豊富に入手できる
楽天証券では口座が持っていれば有力な情報網を得ることができます。
豊富な分析ツールから日経テレコンなどを利用し銘柄分析やマーケット情報を収集していくことが可能です。
投資を行う中で情報収集は必要不可欠な要素であるため楽天証券の口座開設をするだけでこの情報網が入手できるのは非常にお得ですね。
取引ツールがMT4で高度なテクニカル分析、自動売買が可能
楽天証券の最大のメリットとして【MT4】を使って取引ができます。
MT4とは世界中のトレーダーに使用されている人気の取引ツールのことで高度なチャート分析から自動売買の設定まで、中上級者にも人気のツールです。
EAと呼ばれる自動売買プログラムをMT4に組み込めばCFDの自動売買も可能となります。
楽天証券(FX)はこちらから↓
番外編:トライオートETF
インヴァスト証券が取り扱っているトライオートETFはETFの自動売買を行うことができ、私が運用している投資の中でも最も運用実績の高い投資サービスです。
イメージとしてはCFDの自動売買を初心者でも簡単にしたサービスがトライオートETFです。
また金額も10万から投資を行うことが可能で投資初心者でも自動売買に挑戦できます。
また慣れてくれば自分で自動売買のロジックを作成することも可能で幅広い投資が特徴。
◆まとめ CFDを始めてみよう
CFDはレバレッジをかけて取引ができるので資金効率が高く、資産を大きく増やす可能性を秘めてます。
それと同時に同額の損失も発生する可能性があるので、商品の特性や資金管理を徹底し、まずは相場に慣れるところから始めていきましょう。
そしてCFDを始めるのであれば実績№1のGMO証券での口座開設がおすすめ!
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