米国ETFでもリターンの高い【QQQ】と【VGT】について調べてます。
2つのETFが共通する点としてハイテクセクター中心に投資を行っている点です。
投資先にリターンのいいETFを探しているが、【QQQ】と【VGT】どちらに投資すべきか。。。
悩んでいる方もこの記事をみて参考になれば嬉しいです。
早速行ってみましょう!
Contents
目次
QQQとは
インベスコQQQトラスト・シリーズ1(Invesco QQQ Trust Series 1)は、米国籍のETF( 上場投資信託)。ナスダックに上場している時価総額が最大規模の非金融企業100社を含 むナスダック100指数に連動した投資成果を目指す。指数はコンピューターハードウエア ・ソフトウエア、通信、小売り・卸売り、貿易、バイオテクノロジーなどの主要業界の企業を反映。
引用:bloomberg
NASDAQ100に投資するETFですね。
セクターの縛りはなく、時価総額の高い企業に投資しているのが特徴です。
VGTとは
バンガード情報技術ETF(Vanguard Information Technology ETF)は、米国籍のETF(上 場投資信託)。MSCI US Investable Market Information Technology紙数の構成銘柄のうち、あらゆる時価総額規模のテクノロジー株のパフォーマンスに連動する投資成果を目指す。米国を中心としてコンピューターやソフトウエア、インターネット企業に投資する。
引用:bloomberg
情報処理セクターに絞った投資を行います。
情報処理セクターは時価総額の大きい企業が多い為、組み入れ銘柄でQQQと被っている銘柄が多いのです。
比較銘柄情報
QQQ | VGT | |
純資産総額 | 1,381憶ドル | 368.8憶ドル |
基準価格 | $284.19 | $320.06 |
配当利回り | 0.55% | 0.89% |
分配金 | 年4回 | 年4回 |
経費率 | 0.20% | 0.10% |
年初来リターン | 34.37% | 31.30% |
設定日 | 1999/03/10 | 2004/01/30 |
※2020/10/22時点
構成銘柄の比較
上位組み入れ銘柄のうち5銘柄が被っています。
値動きも非常に似ている動きをします。
各商品の特徴を説明していきます。
QQQ構成銘柄特徴
- GAFAMへ投資している
IT企業トップに一括投資出来る点はアメリカ経済の勢いの良いところに集中して投資できるメリットがあります。 - セクターにバランス良く投資している
セクターではなく、時価総額の高さで構成銘柄が決まる為、業績や成長率が高く、将来性のある企業に投資できます。 - 効率的に次世代企業への投資も行える。
構成銘柄の入れ替わりで次世代企業への投資も自動で行ってくれる点も強みです。
VGTの構成銘柄特徴
- マイクロソフトとアップルへの投資比率が非常に高い
VGTの好調の要因は2銘柄の株価成長といえます。現在も株価成長している為、今後もVGTの成長は継続することが考えられます。 - 近年の情報処理セクターの好調さを考えると最も値上がり率の高い構成となっている。
セクター別のETFで最もパフォーマンスが良いのがVGTです。セクターの勢いに便乗するならVGTに投資ですね。 - リターンを求めるのであればVGTがおススメ
現状の結果を踏まえるとリターンを求めるのであればVGTという事になりますね。
QQQ・VGTリターン比較
皆さんが最も気になるのがやっぱりリターンですよね。
配当込みでのリターンを1・5・15年で比較してます↓↓
【比較】1年リターン
パフォーマンで言うとVGTの方が若干高いパフォーマンスを誇ります。
S&P500連動のVOOと比較すると両者ともリターンは大きく上回ります。
【比較】5年リターン
やはりAPPLとMSFTの比率が高いVGTに軍配が上がります。
成長株の比率が高い為VGTの株価成長の方がリターンが高い結果となっています。
【比較】15年リターン
長期の投資になるとQQQの方リターンが高い結果となりました。
GAFAMやその他成長企業が多く景気が良い状況だとQQQの成長率も高くなる傾向があります。
長期ではNASDAQ100指数の方が成長した銘柄が多かった事がわかります。
QQQ・VGTのメリットデメリット
【QQQ】
メリット
- 時価総額順に投資しているのでセクターの縛りが無く、成長性の高い企業に投資出来る。
- GAFAMや次世代の成長企業へ投資が出来る
- 長期で比較するとQQQの方がリターンが高い(15年で比較)
デメリット
- 経費率が高い
- VGTと比較するとリターンは若干劣る
【VGT】
メリット
- S&P500を大きく上回るリターンを誇る
- 成長率の高いハイテクセクターに絞っている為株価成長が見込める
- 経費率、配当もQQQより優秀
デメリット
- 情報処理セクターのみの投資なのでハイリスクハイリターンの商品である
- その他成長率の高い企業への投資ができない
- 長期で成長するかわからない
結局どっちに投資すべき?
2つの銘柄の特徴、メリットとデメリットをお伝えしました。
結局のところは投資をされる皆さんのご判断にお任せします。。。
因みに、、、
私はQQQに投資しています。
→セクターの縛りがなく、バランスが良い。
→長期で考えた時に将来性や安定感を持てる
→日本円でQQQ投資信託の投資も出来る 選択肢がある
日本円でQQQの投資信託とは?商品の比較も含めこちらで詳しく説明しています。
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NASDAQへの投資先/QQQとNASDAQ100ETF,2568徹底比較
続きを見る
ただ現状としてはVGTの方がリターンが高い為集中して資産を増やすのであれば
VGTをおススメします。
両銘柄とも値動きが非常に激しい為、コア銘柄としては向いていません。
サテライトで投資することを勧めます。
まとめ
調べてみて分かったのは両者共に非常に優れたETFである事がわかりました。
S&P500を大きくアウトパフォームしているのでどちらに投資するかは自身の投資環境によって合っている方に投資をする方が良いです。
状況毎に応じておススメするETFも変わってきます。
但し値動きは非常に激しいETFなので株価の上昇が過度な時こそ無理のない投資を心掛けていきましょう。
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