米国投資家の中でも人気のあるQQQについて紹介したいと思います。
S&P500の運用成績を超える? ○年で株価が約3倍にも?
QQQの魅力を伝えていきます。
目次
QQQとは?
ナスダック100指数に連動するETFです。
ナスダック100指数とは?
ナスダックに上場する銘柄のうち非金融企業で時価総額上位100銘柄の時価総額を加重平均して算出しています。
ナスダックとは
米国の新興企業向け株式市場の事で3000以上の銘柄が上場しています。
代表的なGAFAを始めとして
テスラやネットフリックス等成長株が多くが組み込まれている株式指数です。
QQQ以外にもNASDAQ100へ投資している商品もあります。
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NASDAQへの投資先/QQQとNASDAQ100ETF,2568徹底比較
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基本情報
ベンチマーク | ナスダック100指数 |
構成銘柄数 | 100銘柄 |
純資産総額 | 1319.6憶ドル |
基準価格 | $282.25 |
配当利回り | 0.57% |
経費率 | 0.2% |
5年リターン配当再投資の場合 | 179.2% |
設定日 | 1999/03/10 |
※2020/10/2 時点
QQQの特徴
成長率が最も高い指数に投資している
出典:tradingviewより 青色:ナスダック100指数
日米で使用される指数を5年で比較してみました。
結果はナスダック100指数がぶっちぎりの1位ですね。
なんといっても一番はリターンの高さといえます。
将来性のあるIT企業に効率的に投資が出来ている為、値上がりの恩恵を受けています。
時価総額のTOP100へ投資をしている
ナスダック自体は新興企業向けの株式相場と言われています。
その中でも時価総額上位100までの銘柄に絞って投資しています。
時価総額が多い分企業としての体力もあるので倒産等のリスクは低くなります。
銘柄の選定も行ってくれるため効率的な投資が可能です。
時価総額の大きい順で構成している為セクターの縛りが無い
金融セクターは構成に入っておりませんがそれ以外の銘柄は時価総額の大きい銘柄のみ入っている状況です。
その為、各セクターの主力級の銘柄が構成に入っているイメージです。
※資本財はあまり知らない銘柄でした、、、
セクター別で代表的な銘柄だけをピックアップしてます。(セクター比率は度外視)
セクター比率は後の項目で紹介します!
情報技術
- アップル
- マイクロソフト
- エヌビディア
- アドビ
- ペイパルホールディングス
通信サービス
- フェイスブック
- アルファベット(Google)
一般消費財
- アマゾン
- テスラ
- ヘルスケア
- アムジェン
- ギリアド・サイエンス
生活必需品
- ペプシコ
- コストコ
- スターバックス
資本財
- CSX
- シンタス
構成銘柄TOP10は?
アップル | 13.39% |
アマゾン | 10.77% |
マイクロソフト | 10.70% |
フェイスブック | 4.28% |
アルファベットクラスA | 3.44% |
テスラ | 3.40% |
アルファベットクラスC | 3.33% |
エヌビディア | 2.89% |
アドビ | 2.00% |
ペイパルホールディングス | 1.98% |
GAFAといった世界でもトップクラスの巨大IT企業に投資しています。
特にアップル、アマゾン、マイクロソフトに対して比率が高く
株価成長が色濃く反映されています。
セクター比率
情報技術セクターが約5割を占めています。
成長性が高いセクター比率が高いので株価の成長が高いという訳です。
分配金推移
配当よりも株価成長に重きを置いているので分配金は偏りがあります。
その為、株価の状況により左右されます。
チャート分析
個別銘柄での伸び率が高い為、それにつられて株価上昇しています。
5年で株価成長は何と約2.6倍
配当込みの場合は約2.8倍と非常に高いリターンを誇ります。
S&P500との比較
S&P500を大きくアウトパフォームしております。
構成した100銘柄の成長率が高い為S&P500の指数を超えた成績になっております。
但し、株価の値動きはその分激しくなってしまう為リスク管理が必要です。
メリット
とにかくリターンを求めるのであればQQQ
S&P500をアウトパフォームしています。
5年間でのリターンは約2.8倍
値上がり益を求めるのであればQQQは最適の投資先になります。
成長率が高いIT関連企業に効率良く投資出来る
現在IT関連の銘柄は大きく値上がりしている銘柄が多いです。
永遠に続く訳ではありませんが数年程度は成長が強い状態を保つでしょう。
今勢いのあるセクターに集中して投資できる点は大きなメリットです。
デメリット
経費率が安くない
経費率は0.2%の為VOO(0.03%)等と比較すると6倍以上も経費率が上がってしまいます。
長期の投資というよりは株式市場の勢いに更に上乗せしていく銘柄だと感じます。
配当が高くない、安定性がない
メインとしては値上がりを重視している為配当に対してはあまり期待できません。
再投資の恩恵も少なく、配当目的の投資には向いていないです。
株価の変動が大きい為リスクがある
一番のリスクはセクターの偏りによる値動きが激しい点です。
リーマンショック時はS&P500よりも大きく下落しています。
ハイリスクハイリターンの商品であることは理解しておいた方が良いです。
まとめ
QQQはリターンが高く非常におススメ出来るETFです。
ナスダックの主要企業に一括投資出来る為、市場が波に乗っている時は無敵状態ですね。
攻めのニュアンスが強いETFの為、守り(暴落時)には耐性がないので注意が必要です。
私は定期的に買い増しを行い、暴落時に買える分だけ仕込んでいます。
株式投資の醍醐味として、値上がり益を狙う投資も魅力がありますね。
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